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達郎さん、どうした!? [ひとりごと]

先々週までは悪天候ながらも週一回は釣りに行ってましたが、先週末はとても釣り出来る状況ではなく家で雑用をしてました。たまにネットニュースも閲覧しますが、最近はやたらと山下達郎さんの記事を目にします。
要は自身が所属する芸能事務所が、ジャニーズ事務所を批判した音楽プロデューサーとのマネジメント契約を解除したと言う内容です。

これが発端で山下達郎さんは、ジャニーズ事務所に忖度して正当な意見をした音楽プロデューサーを切ったと憶測が広まってしまったようです。

達郎さんは昔からジャニーズには楽曲を提供し、ライブでもカバーして大盛り上がりなんです。そんなジャニーズとの今回の騒動に対してラジオ番組で意見すると告知されたんです。毎週日曜日のラジオ番組ですが、たまたま車に乗っている時に時間が合えば聴く程度でしたが、今回は家でじっくり聞こうという事になりました。しかし、家にあった古いラジオは捨ててしまってないことに気づきました。釣り用のラジオはFMが受信できません(^^ゞ


そこで思い出したのが防災用の手回しライト付きラジオでした。防災袋から取り出して一生懸命ハンドルを回したところラジオを聞くことが出来ました。でも、後から考えるとパソコンやスマホでradikoを使えば良かったんですね。歳のせいとは言いたくないですが今回は防災グッズの点検が出来たという事です。

そして番組の中盤から達郎さんの今回の騒動に対するメッセージが語られました。最初に引っ掛かったのが「松尾氏が、ジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であった、ということは認めます」とのメッセージでしたが、今さら「一方的な憶測」と話したことに驚きました。

次に「人間同士の『密』な関係が構築できなければ、良い作品など、生まれません。そうした数々の才能あるタレントさんを輩出した、ジャニーさんの功績に対する、尊敬の念は、今も変わっていません」と言い切りましたが、ジャニーさんの場合は被害者の話が本当だとすれば『密』の感覚が犯罪ではないかと感じてます。

続けて達郎さんは「私が、一個人、一ミュージシャンとして、ジャニーさんへのご恩を忘れないことや、ジャニーさんのプロデュサーとしての才能を認めることと、社会的・倫理的な意味での性加害を容認することとは、全くの別問題だと考えております。作品に罪はありませんし、タレントさんたちも、同様です」との事ですが、違うんですよ。

タレントさんたちには確かに罪はありません。しかしスポーツ選手や俳優でも一度のドーピングや薬の使用ですべて失ってしまうのが現在の社会です。ジャニーさんの場合は性犯罪であり被害者が多数存在していると言われていますが、これが事実だとすればいくら才能があったとしてもジャニーさんという個人を認めるわけには行きません。作品に罪はないと言ってますが、著名人の不祥事の度に作品も没になっています。

そして最後に達郎さんは「私は、あくまでミュージシャンという立場からタレントさんたちを応援していこうと思っております。彼らの才能を引き出し、良い楽曲を共に作ることこそが、私の本分だと思ってやってまいりました。この様な私の姿勢をですね『忖度』あるいは『長いものに巻かれている』と、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には、私の音楽は不要でしょう。以上が、今回のことに対する、私からのご報告です」と話してました。

これは難しいですね。ストレートに取ると「嫌なら聴くな」とも取れますが、達郎さんの皮肉っぽい独特の言い回しで、何か他に意図があるのかと勘ぐってしまいます。
自分の場合、ソロ活動を始めてから40年以上のファンで、今年の全国ツアーでは秋田が外されてしまったので隣県の再抽選に申し込もうかと考えていた矢先でした。これからも達郎さんの音楽を聴き続けると思いますが、ちょっと複雑です。

そんな時に同級生から連絡がありました。彼は大場久美子さんの大ファンでしたが、当時のラジオ番組で達郎さんが大場久美子さんの事を酷評していたらしいのです。そこで同級生の彼は自分が達郎さんの曲を聴くなと言われているみたいで悩んだと茶化していました(^^ゞ
さらに当時は「同じカセットテープに大場久美子さんと達郎さんの曲を一緒に入れていたので、達郎さんが知ったら絶対怒ると思う」とメールに書かれてました...。
冗談みたいなメールでしたが、今回の一連の問題は達郎ファンにとって、かなり関心が高かったのだとあらためて思いました。青春を達郎さんの楽曲に重ねて生きて来たような方も多いでしょうからね。
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