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「山下達郎 PERFORMANCE 2022」秋田公演に行って来ました! [ひとりごと]

「山下達郎 PERFORMANCE 2022」は3年ぶりの全国ツアーですが、秋田はクラッカー事件の影響もあって10年半ぶりの開催となりました。さらに11年ぶりの新アルバム「SOFTLY」の発売効果もあってか、チケットの入手が難しかったみたいですが、取れて良かったです。

開演は午後5時半ですが、チケット確認は30分前からなのでそれに合わせて会場に向かいました。

会場は9月にオープンしたあきた芸術劇場ミルハスですが、建物が大きくなった印象です。この辺にはあまり用事が無いので実物を見るのはこの日が初めてだったのですが、遠目で見る限りかなり並んでいるようです。

20分くらい並んでましたが、雨も上がり月も見えます。この日は皆既月食でしたが、10年前のコンサートの日は有名な大曲の花火大会の日だったのを覚えています。まだチケットが8.000円でしたが今回は11.000円。10年の歳月を感じます。

会場ロビーに入るとポスターがお出迎えで、否応なしにテンションが高まります。ここで相方と合流し2階ロビーに移動しましたが、1階ロビーはグッズ販売で大混雑してます。

自分も予定していたCDを購入しましたが、直筆サイン色紙がもれなくプレゼントだそうです。

これはラッキーでした。単純に嬉しいですよね(^^) ちなみにこのジャケットの肖像画は『テルマエ・ロマエ』などで知られる漫画家・文筆家のヤマザキマリさんが達郎さんのために何十年ぶりかで筆を握った油絵だそうです。
ついでにフェイスタオルとマグネットも勢いで購入してしまいましたが、多分使わずこのままコレクションになりそうです。以前のタオルもそのままタンスの引き出しに入ったままなんです。

このマグネットはつい買ってしまったのですが、本当にどうしましょ(^^ゞ
そして最後は譲れないグッズのパンフレットですね。

これは毎回買っているわけではないのですが、今回は10年ぶりなので記念です。この時点で開演30分前ですが2階席に移動してパンフレットを見ながら開演を待つことにしました。
席は2階の真ん中あたりですが、やはりステージが遠いです・・・。でも真ん中だったので達郎さんが正面に見えることが救いでいた。今回は新しい会場ですが座席にかなり勾配があり、ステージが見やすい作りとなっていました。でも、前に物を落とすと拾えないだろうと思えるくらいの勾配なので注意が必要だと思います。
見る限り客層は半分以上が還暦過ぎの方のようでご夫婦連れが多いのが印象的でした。2階席から1階を見下ろすと、薄い頭が多く見えましたが、自分も人のことは言えません。マイナー時代から合わせるとファン歴は50年近くになります。ファンも歳をとるわけですね。そんな達郎さんも69歳ですから長い歳月を感じます。

そしていよいよ開演しましたが、SPARKLEのギターカッティングを聴いた時はコンサートに戻って来たんだな~と胸が熱くなりました。曲順は多分、あまく危険な香り・RECIPE・RECIPE・人力飛行機・МUSIC BOOK・僕らの夏の夢・君は天然色・Paper Doll・シャンプー・おやすみ、ロージー ・I ONLY HAVE EYES FOR YOU・Joy To The World・クリスマス・イブと続きましたが、ここまでは新旧ファンにとっても楽しめる選曲となっていました。

「クリスマスイブ」が始まると照明もガラッと変わり、新旧ファン共々達郎ワールドにすっかり引き込まれていました。

続けて、蒼氓・People Get Ready・Blowin’ In The Wind・希望という名の光・蒼氓・さよなら夏の日ですが、「さよなら夏の日」はマイクを片手に身振り手振りを交えステージを歩きながら歌ってました。声の伸びは健在でライブとは思えない程!さすが音楽職人です。

そして、BOMBER・SILENT SCREAMERに続き、LET’S DANCE BABYのイントロが演奏されると会場は最高潮に盛り上がります。ここまでは座ってライブを楽しみ、ここから立ち上がって盛り上がるのが達郎ライブです。1階席はクラッカー片手に総立ちとなり、白髪や薄い頭の方が体を揺らしてノリに乗っているのが分かります。2階席は遠いながらもステージが良く見えるので座りながら盛り上がってます。ただ、若い方何人かは堪らず立ち上がって盛り上がってましたが、後ろの年配者はステージが見えないので困っていただろうな、などと思ってしまいました。私は前の方が立ち上がってしまったので、ステージを見るために一緒に立ち上がってました。幸い座席後ろはちょうど通路なので迷惑はかけてないはず( ^ω^)・・・

この「LET’S DANCE BABY」の中ほどに♪~心臓に指鉄砲~♪という歌詞がありますが、この「心臓に」と「指鉄砲」の間にパーン!とクラッカーを鳴らすのが定番となっています。
10年前のコンサートでは直前になってクラッカーの使用は防火上好ましくないと館長から中止要請が出たそうで、達郎さんが怒ってしまい、以降秋田でのライブ公演が敬遠されてしまったのです。
でも、今回は見事にあちこちでパーン!と威勢よくクラッカーが鳴ってました。

達郎さんも演奏中にクラッカーを聞いて「10年間お待たせしましたーー」と叫んでいました。私も本当に嬉しかったです。このために来たと言っても過言ではない程です。あっ私は鳴らしてません(^^;
この曲でもう一つ魅了されるのがコーラスなのですが、本当に10年間待った甲斐がありました。

もう会場は熱気にあふれ、LOVELAND,ISLAND・踊ろよ、フィッシュ・高気圧ガール・ヘロン・CHEER UP! THE SUMMER・LET’S DANCE BABY・ハイティーン・ブギと続きましたが「ハイティーン・ブギ」は憎い選曲で盛り上がらないわけがありませんね(^^)

最後はアトムの子メドレーでしたが、中で「鉄腕アトム」を挟んだのも達郎さんらしい演出です。
一応ここで終了ですが本当に「音の職人」らしく完成度が高い演奏で、コーラスも完璧でした!また、達郎トークも絶好調でとても楽しませていただきました。ちなみにメンバーのギタリスト佐橋佳幸さんは松たか子さんの旦那様です。

そしてお決まりのアンコールですが、達郎さんは洋服をオレンジからチェックに着替えて登場です。アンコール曲は、パレード・Ride On Time・いつか(SOMEDAY)・Last Step・YOUR EYESでした。もちろん「Ride On Time」では歓声が上がり、YOUR EYESのソロに魅了されました。このYOUR EYESは私たちの結婚式で使ったのですが、もう35年以上前の話です(^^ゞ

こうしてコンサート会場を後にしましたが、楽しかったなぁ。また次のコンサートに期待です!
CDはいつもパソコンで聴いているのですが、手軽に聞きたいと思い昔買ったウオークマンを引っ張り出してみました。

x-アプリの配信が平成17年で終了してましたが、何とかダウンロード出来てウオークマンに取り入れることが出来ました。しかし・・・

しっかりミケにチェックされてしまいました(^^ゞ
初めて見る物なので興味津々のミケですが、すんなりOKが出たようで心置きなく家中で聴くことが出来るようになりました。

来年もツアーの予定があり、ライブ音源が中心のCDを発売するとの事でした。69歳になってもなおファン層を拡大しながら精力的に活動する達郎さんですが、今後も無理せず頑張っていただきたいと思います。
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